山形県の誇る田舎そばの旨さ

そば

そばが有名な地域は日本全国いくつもあります。実は山形県もそばの産地というのはご存知でしたでしょうか。

そばは水のおいしい地域で美味しく作られるのですが、山形県は最上川などの河川に雪解け水が多く流れ込み、美味しい水が豊富にあります。その水で作ったそばを田舎そばというのですが、山形県の田舎そばの魅力について詳しくみていきましょう。

山形県の田舎そば

おそばの有名な地域として長野県を思い浮かべる方も多く、実は山形の田舎そばとよく比較されることが多いのです。

しかしその有名な長野のそばに味や質ともに劣らない、むしろ勝っていると高い評判を受けているのが田舎そばです。

田舎そばの特徴

一般的に私たちが良く食べているおそばと山形の田舎そばは少し違います。まず見た目をみてその違いに大きく驚くことでしょう。

よくあるおそばの色は薄い灰色が多いのですが、田舎そばは黒く、しかも麺の太さも他のそばと比べると太めに作られています。

豪快な盛り付け

そばを注文するとせいろに盛り付けられて提供されますが、山形県では長い板に乗せられて提供されており、それを板そばと呼びます。

もともとそばは農民の食べ物として昔から食べられており、農作業後の振る舞いとして出されることが多かったのです。

長い板に豪快に2~3人前をたっぷりと載せて提供されるため、はじめてみる方は驚くかもしれません。

山形県の田舎そば、うまさの秘密

山形県の田舎そばを賞賛する声は多いのですが、そのうまさの秘密は何なのでしょうか。

そばを作る環境

山形県には美味しいそばを作ることができる環境が整っています。山形県は蔵王など山々に囲まれているうえに、県の面積の半分以上が原生林でおおわれています。

そして日本海側独特の気候で冬は降雪量が増えますので、この山と原生林に雪解け水が大量に流れ込んでくるのです。

そして山や原生林のミネラルたっぷりの土から抽出された水は、ミネラルたっぷりでしかも口当たりもまろやかなのです。その美味しい水が美味しいそば作りに多いに役立っています。

食べ応えがある

山形の田舎そばと他の地域のそばを比べてみると麺が太くて色も黒いのがわかりますが、これが食べ応えの良いそばの理由になっています。

コシが強くて食べ応えが感じられるのです。加えて山形県で栽培されているそばはでんぷん質が高くパサつきが少ないため、のどごしも香りも良いのです。

長野のそばとの作り方の違い

通常そばといのはそば職人に弟子入りしてそこで技術を身に着けていくのが一般的なのですが、山形のそば作りは少し事情が異なります。

昔から山形県ではそば食べられていましたが、当時は飢えをしのぐための食物として決して美味しい物として食べられてはいなかったのです。

そこで農民がいかに美味しくそばをつくるかということを試行錯誤し、生活の知恵として美味しいそばの作り方を考案したのです。

おすすめの田舎そばの店

山形県に出かけたら美味しい田舎そばを食べてみたいと考えている方も多いでしょう。田舎そばを提供してくれるお店も多いですが、参考までにいくつかおすすめのお店を紹介していきます。

東根市にあるつるよしそば

創業50年の田舎そばの老舗です。創業以来の製法、素材を守って今のそば作りを続けています。

コシが強く太めの麺が特徴的な田舎そばですが、このお店では誰でも食べやすいように綿を短めに切ってあります。

自家製のたれは国産の魚だしを使用して保存料、着色料は一切使用せずにつくられていますので安心して食べられます。

愛庵(めごとあん)

香りの高いそばを提供すると評判の田舎そばのお店です。山形県と北海道産のそばを石うすでひいてそばを作っていますのでそばの香りが高いのが特徴です。

そばはコシが強くて食べ応えがありますし、付け合せとして食べるげそや野菜のてんぷらも美味しいです。他にも漬物とサラダバーが無料で食べられます。

まとめ

そばといえば長野が有名ですが、その長野に負けないくらい美味しいそばが山形県でも食べられます。

ネット通販などでも山形県のそばを取り寄せて食べることが可能ですが、やはり美味しい水のある山形県で食べる本場のそばの味は格別に美味しいです。

山形に出かけた時は一度田舎そばを食べてみることをおすすめします。

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